Devo7Eに3in1モジュールを組み込もうとして、、→ 【復活!】
DIYなドローンを作っていると、FrSky系のプロトコルが使いたくなってきたので3in1モジュールを試すことに。
Devo7Eへのマルチモジュール導入について
手持ちのDevo7Eは、デフォで組み込まれているCYRF6936モジュールに加え、A7105、NRF24L01 を既に組み込んでる。なので、CC2500モジュール($3.99) と、アンテナ($1.43) を追加したほうが安い。
しかも、Devo7Eの場合、MCUの足に極細ワイヤをはんだ付け という鬼門な精密作業がある。。
なので、CC2500を単品で追加したほうが多分ラクちんなはずですが、、
- 単純に3in1モジュールを試したかった
- 普通のDevo7Eは今後 deviation のサポート対象外になりそう。
→ スペックがしょぼすぎるみたいで、MCU交換というさらに高度な作業が必要。
- そもそもdeviation が死にそう
→ deviation対象機器のDevoシリーズからWalkeraが手を引きはじめてる? だからなのか、最近は OpenTx に完全に食われてる気がする。
結果は、、、
購入
アンテナ付き本体モジュールと、極細ワイヤ x 8本、熱収縮チューブが含まれてる。最初からピンヘッダがついているがこれは外す。
極細ワイヤは比較的コシが強く、MCUへの直付けがやりやすそう。
はんだづけ作業
基本的に商品ページの通りにつなぐのだけど、最大の難関はやはり MCUの足への半田付け。以前、sciskyのFCからUART2を引き出そうとして壊してしまったけど、再チャレンジ。
流れとしてはこんな感じか。
- ワイヤー先端を軽く曲げ、ある程度MCUの足に沿うような形状にしとく。
- ワイヤーに予備はんだ。
このときはんだが多すぎると、ICの隣接する足をつなげてしまう可能性が高くなる。少なすぎると溶着できないので重要。 - MCUの足を温める→フラックスを塗る。※はんだを付きやすくするため。
- ワイヤーを対象の足に正確に合わせる。※ 単に指で持っただけ。
- 高温でコテをあてる。
- フラックス除去剤でフラックスを除去。
- ホットボンド(高温タイプ)で保護。
ちょっとズレたら隣のピンに触れそうなので、↓の後、ホットボンドとテープでケーブルを固定した。
参考動画
手法は↓の最初の動画とほぼ同じ。
簡単にする技として、カプトンテープを張る方法(2つ目の動画)もあるみたい。こっちのが確実そうか。
手法は↓の最初の動画とほぼ同じ。
簡単にする技として、カプトンテープを張る方法(2つ目の動画)もあるみたい。こっちのが確実そうか。
バックアップ(&フォーマット)
念のためバックアップを取って、さらに念のためフォーマットしてから作業することに。
- PCとUSBケーブルで接続
- ENTer キー(右上)を押しながら電源ON
- ドライブとして認識されるので全部をコピーしてバックアップ保存
- ドライブをFATでクイックフォーマット
- USBの認識解除して、プロポ電源OFF
ファームウェアアップグレード
5.0.0のリリースノートを見ると、
- Add support for multi-module
とあったので、アップグレードしとく。
なお、プロトコルとして下記が新規追加されてる。
- Frsky 2-way and V8 protocols
- Futaba S-FHSS
必要なモノを入手
- devo7e用のdeviation5.0.0を入手
- Deviation Uploader を入手
DeviationファームウェアをDevo7Eにインストール
- PCとUSBケーブルで接続
- EXiT キー(左上)を押しながら電源ON ※DFU(Device Firmware Upgrade)モードで起動
- Deviation Uploader を起動
- Deviationファームウェア(zip)を選択し、[Install/upgrade]ボタンでファームウェア更新
- 電源OFF
hardware.ini設定変更(&modelファイルリストア&アイコン追加)
- PCとUSBケーブルで接続
- ENTer キー(右上)を押しながら電源ON ※Windowsからドライブとして認識。
- hardware.iniを修正
;switch_type: 3x2, 3x1, 2x2 extra-switches=3x2 [modules] enable-cyrf6936 = B12 has_pa-cyrf6936 = 1 enable-a7105 = A13 has_pa-a7105 = 1 enable-cc2500 = A14 has_pa-cc2500 = 1 enable-nrf24101 = B15 has_pa-nrf24101 = 1
- (バックアップからmodelsフォルダを上書き)
- (ここから欲しいアイコンを見繕ってmodelicoに追加)
- USB認識を解除して電源OFF
で、、結局、、、
devo7e のスイッチON → 電源はついて普通に動作しているように思えた。が、プロトコル選択の画面にて、通信モジュールを利用しないUSBやPPM以外の、全プロトコル名の前に * が付いた状態。。
おお、、やべぇ。。やってもーた。。OpenTxに行くつもりはあったけど、やっぱちょっとショック。
設定メニューそのものは操作できるけど、MCUを壊したのか、接続や設定に問題があるのか。。
なんか、電源スイッチをOFFにしても電源が切れない状態になったりする。スイッチ付近は何も触ってないはずなのに。。物理的に完全に電力をOFFにするような仕組みじゃなくて、MCU内部で何らかの切替をしてると仮定すると、やっぱMCUかな。。
も少し調べてダメなら、Taranis/OpenTX にいこか。。。
→ ダメぽなので、購入へ。AtomV2 付属の TBS Tango もモジュール交換式でよさそうなんだが、まだ来ないし。。
あと、これ買って、ultimate devo7eも試してみよ。
復活 (12/5追記)
電源もおかしくなって、ultimate 化を試してみるつもりだったけど、一旦、バラシて問題点をチェックすることにしてみた。すると、、
結論から言うと 配線ミスってただけ。。多分。。
こんな感じで順番に配線&チェックを繰り返してったら普通にいけた。。なので、ultimateはまた気が向いたときに。
配線 | CYRF6936 | A7105 | CC2500 | NRF2401 |
---|---|---|---|---|
Vcc/GND/MOSI/MISO/SCK | 〇 | - | - | - |
↑+CS7105 | 〇 | 〇 | - | - |
↑+CS2500 | 〇 | 〇 | 〇 | - |
↑+CS2401 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
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はじめまして、DEVO7Eが今後deviationのサポート対象外になりそうというのはショックですね。
返信削除英語が苦手でフォーラムとか読んでいないので、どこに書いているか教えてもらえませんか。
3in1モジュールで動作しない点で、もしかして
バージョンアップ後ファームウェアフォルダ内のファイルをコピーする必要がありますが、しています?
(機体のモデルデータなどはバックアップしてからですけど)
ツインオッターさん、はじめまして!
削除記事内にリンクを置いてますが、「Replacement for the DEVO series for the future」にて、
議論されてます。
Devo7EとかがWalkeraの公式ページから消えてるし、生産されなくなって入手しづらくなることが予測される中、
deviationのベースになるプロポをどうしよっかっていう話かと。
Devo7Eはそもそもハードウェア的な制限がキツイので、ultimate devo7e という改造が出てきていて、
次期deviationではultimate devo7eがサポートされるみたいです。
これが追加でサポートされるだけなのか、近いタイミングでノーマルのDevo7Eのサポートが外れるのかは不明ですが、
ゆくゆくは外れそうな気はします。
※ 私も隅々まで見ているワケではないですし、間違って理解していることもあるかもしれませんので、ご指摘いただければ。
バージョンアップ後にファームウェアフォルダ内のファイルをコピーはしてなかったです。。
ご指摘ありがとうございます。
ただ、現状Devo7Eの電源が入らなくなり、文鎮状態なので、残念ながら試せないかもしれません。。