Devo7E(Deviation)の設定方法 ~Hubsan H107C / Proto-X FPV用 ~
Devo7EでHubsan X4(H107C)を飛ばせるようにセットアップしてみる。
マイクロヘリ倶楽部にて、iniファイルは準備されていたが、それを参考にしつつ、 イチからセットアップしてみて、deviationの設定を理解するのが目的。
Deviationでのモデル設定
Devo7Eのメニュー階層
モデル設定は主に Model Menu >> 1.Model Setup と、2.Mixerで設定するが、後者のがメイン。
UI/UX的には1.Model Setup >> File という場所じゃなくて、Model Menu の直下に「0.Model Select」のようにモデル選択肢が独立してあったほうがよい気がする。
1.Model Setup に入ってからロードしたものが、2.Mixer、3.Timer、、などにも反映されるので違和感アリ。
1.Model Setup に入ってからロードしたものが、2.Mixer、3.Timer、、などにも反映されるので違和感アリ。
Model Menu + 1.Model Setup ----------------+ | | File [ Load...] | | | Model Name [ ] | | | Icon [ ] | | | Model Type [ ] | | | Tx power [ ] | | | PPM In [ ] | | | [ Protocol ] [ Bind ] | | | Fixed ID __________ | | | #Channel [ ] | | | Mixer GUI [advanced] | | +--------------------------+ | + 2.Mixer ---------------------+ | | [1-ELE ][ Simple ] ELE | | | [2-AIL ][ Simple ] AIL | | | [3-THR ][ Simple ] THR | | | [4-RUD ][ Simple ] RUD | | | [5-HOLD][ None ] | | | [ Ch6 ][ Simple ] FMODE1| | | .... | | | [Virt1 ][ None ] | | | [Virt2 ][ None ] | | | .... | | | [Virt10][ None ] | | +--------------------------+ | ↑チャンネル名(自動設定で変更不可) | ↑テンプレ(Simple/ExpoDR/Complex) | ↑入力ソース + 3.Timer + 4.Telemetry config + 5.Trims + 6.Main page config
Ch1~Ch4までのチャンネル名が自動設定なのはいいが、Ch5も自動設定で、且つ、変更できないのは微妙。
特に 5-HOLD はCh5にHOLDスイッチを割り当てないケースもあるので、、違和感あります。
特に 5-HOLD はCh5にHOLDスイッチを割り当てないケースもあるので、、違和感あります。
Devo7Eのモデル設定ファイル
Devo7Eのメニュー画面で設定した内容は、ini形式のファイルで保存される。実際にPCとDevo7Eを接続するとこんな感じで、modelsフォルダの下に model?.ini というファイルが存在し、これらのファイルに設定内容が記述されている。
├language ├─layout ├─media ├─modelico ├─models │ ├ default.ini │ ├ model1.ini │ ├ model2.ini │ ├ model3.ini │ ..... │ └ model34.ini │ ├─protocol └─template
- Devo7E単独ではモデル数の追加や削除はできない。モデル数や並び順を変更したい場合はPCと接続して操作する。
- model?.iniファイルは抜け番があったらダメ。model1、model2、model4 とかすると、model2までしか認識されない。
- model?.ini の上限数は30と記載されているサイトがあったが、試したらもっといけた。versionによるのかも。上限は不明。
- default.ini には、DEVO標準の設定が入ってるみたい。 配布されているiniファイルを使う場合は、ry)
フォーラムからいろんな設定例をみることができる。配布サイト的に使える?
http://www.deviationtx.com/forum/model-configs
http://www.deviationtx.com/forum/model-configs
既存のモデル設定を見てみる ~ default.ini
default.ini は非常にシンプルな設定なので、まずはこれを把握する。[radio] protocol=DEVO num_channels=8 fixed_id=123456 tx_power=10mW [channel1] template=simple [mixer] src=ELE dest=Ch1 [channel2] template=simple [mixer] src=AIL dest=Ch2 [channel3] template=simple [mixer] src=THR dest=Ch3 [channel4] template=simple [mixer] src=RUD dest=Ch4 [trim1] src=LEFT_V pos=TRIMLV+ neg=TRIMLV- [trim2] src=RIGHT_V pos=TRIMRV+ neg=TRIMRV- [trim3] src=LEFT_H pos=TRIMLH+ neg=TRIMLH- [trim4] src=RIGHT_H pos=TRIMRH+ neg=TRIMRH- [timer2] type=countdown time=10 [safety] Auto=min
基本設定 ~ 1.Model Setup ~
[radio] protocol=DEVO num_channels=8 fixed_id=123456 tx_power=10mWnum_channels は 8。
Devo7Eは7ChまでだがDeviation化で8も可能になってる?
なお、type指定なし→デフォのHeliが使われる。
Mixer設定 ~ 2.Mixer ~
Mode2でDEVOプロトコルだと、Devo7Eのメニュー画面(GUI)に表示されるチャンネル名が自動的に設定される。このチャンネル名の変更はできない。Ch1-4まではまだ良いが、Ch5のソースがHOLDとは限らないので逆に紛らわしい。普通にCh1、Ch2、、、とかで良いのに。。
なおiniファイルにはこれらのチャンネル名は使われないようだ。
CleanFlightの設定にAETR1234とかTAER1234とかあったが、DEVOプロトコルはそれらと違ってEATR1234というチャンネルマップ。
以下のような割り当てとなってる。
スティック/スイッチ | ソース | 割当チャンネル(Devo画面上のチャンネル名) |
---|---|---|
右スティック上下 | ELE | Ch1(1-ELE) |
右スティック左右 | AIL | Ch2(2-AIL) |
右スティック上下 | THR | Ch3(3-THR) |
右スティック左右 | RUD | Ch4(4-RUD) |
[channel1] template=simple [mixer] src=ELE ; 右スティックの上下操作を、、 dest=Ch1 ; Ch1(1-ELE)に割り当て [channel2] template=simple [mixer] src=AIL ; 右スティックの左右操作を、、 dest=Ch2 ; Ch1(2-AIL)に割り当て [channel3] template=simple [mixer] src=THR ; 左スティックの上下操作を、、 dest=Ch3 ; Ch3(3-THU)に割り当て [channel4] template=simple [mixer] src=RUD ; 左スティックの左右操作を、、 dest=Ch4 ; Ch4(4-RUD)に割り当て ...
3.Timer
トップページにフライト時間を表示したり、設定時間を超過するとブザーやバイブレーションで利用者に知らせることができる。2つのタイマー設定ができるが、default.ini では、timer2に10秒のカウントダウン設定が入っているが、タイマーの開始、リセットのトリガーが設定されていないため機能しない。
赤字を追加すれば、スロットルを上げればカウントダウン開始し、HOLD1でタイマーリセット(HOLD1のままだとスロットルをあげてもタイマーはスタートしない)
[timer2]
type=countdown
time=10
src=THR
resetsrc=HOLD1
4.Telemetry config
機体から送られてくるテレメトリー情報をトリガーにアラームを鳴らすもの。 この機能を使えるモノを持ってないのでパス。5.Trim
トリム設定。[trim1] src=LEFT_V ; 左の縦トリム(mode2のスロットルトリム) pos=TRIMLV+ ; 上(+)操作でプラス(pos) neg=TRIMLV- ; 下(-)操作でマイナス(neg) [trim2] src=RIGHT_V ; 右の縦トリム(mode2のエレベータトリム) pos=TRIMRV+ neg=TRIMRV- [trim3] src=LEFT_H ; 左の水平トリム(mode2のラダートリム) pos=TRIMLH+ neg=TRIMLH- [trim4] src=RIGHT_H ; 右の水平トリム(mode2のエルロントリム) pos=TRIMRH+ neg=TRIMRH-
6.Main page config
メイン画面における各スティック、スイッチの状態や、電池の状態など各種情報の表示設定。下図の小さな5つがtoggle1-5、その下の横長がbox1-3、トリムっぽい位置にあるのがbar1-4、右はアイコン。 触るとしたら、トグルスイッチの状態表示くらいか。
[gui-qvga] trim=4in barsize=half box1=Ch3 ; Ch3はスロットル状態(%)。bar3にも表示。 box2=timer1 box3=timer2 bar1=Ch1 bar2=Ch2 bar3=Ch3 bar4=Ch4 toggle1=ELE DR tglico1=1 toggle2=AIL DR toggle3=RUD DR tglico3=2 toggle4=GEAR tglico4=4
マイクロヘリ倶楽部のHubsanX4設定
基本設定の確認と修正 ~ 1.Model Setup ~
通信チャネルが4になっているが、 deviationマニュアルのHubsanの項をみるとCh5-7まで設定できるみたい。ただ、最終的に使えそうなのはLEDだけだったので、num_channelをプラス1。4から5に変更しとく
Channel 5 controls the LEDs
Channel 6 enables ‘flip’ mode --- 謎。。Expart ModeであればFlip可能だが。
Channel 7 Turns video on/off --- モメンタリスイッチに割り当てるべきか
H107Dや、Proto-X FPVではvTxの周波数設定可能だが、5885MHzに固定する設定になっているみたい
Channel 6 enables ‘flip’ mode --- 謎。。Expart ModeであればFlip可能だが。
Channel 7 Turns video on/off --- モメンタリスイッチに割り当てるべきか
name=Hubsan X4
mixermode=Advanced
icon=HUBSANX4.BMP
type=multi
[radio]
protocol=Hubsan4
num_channels=5
tx_power=100mW
[protocol_opts]
vTX MHz=5885
Telemetry=On
Mixer設定
Hubsan X4用は下記。HubsanプロトコルのチャンネルマップはAETR1234※ のようだ。
※ Ch1-4 に、AIL/ELE/RUD/THU の順で対応
マイクロヘリ倶楽部で用意してくれた設定では、オリジナルの Hubsan X4 で使えてた「標準モード」と「エキスパートモード」の2つのフライトモードに対応する設定をしてくれていて、FMODEスイッチで切り替えられるようにしてくれてる(デュアルレート)。
なお、Deviationの設定上はHigh/Middle/Lowの3段階の切替が可能。
標準モードでは下記のような設定を入れることで、初心者でも飛ばしやすくなってる。
- エキスパートモードより出力抑制(エルロン/エレベーター50%、ラダー60%、スロットルは100%で同じ)
- スティック中央付近は感度を緩やかにしている(エルロン/エレベーターはエキスポネンシャルカーブ25%を使用)
-- [channel1] template=expo_dr ; expo_drを指定すると[mixer]をHigh/Mid/Low3つの設定可能(但しここでは2つだけ設定)。 [mixer] src=AIL dest=Ch1 scalar=50 ; エルロン出力50% curvetype=expo ; エキスポネンシャルカーブを利用してマイルドに points=25,25 ; ↑の度合いは25% [mixer] src=AIL dest=Ch1 switch=FMODE1 ; FMODE1のときにこの[mixer]を使う。 curvetype=expo points=0,0 ; 0% なので、エキスポネンシャル使ってないのと同じ。 [channel2] template=expo_dr [mixer] ; ▼ FMODE0のとき src=ELE dest=Ch2 scalar=50 ; エレベーター出力50% curvetype=expo ; エキスポネンシャルカーブを利用してマイルドに points=25,25 ; ↑の度合い25%の [mixer] ; ▼ FMODE1のとき src=ELE dest=Ch2 switch=FMODE1 ; FMODE1のときにこの[mixer]を使う。 curvetype=expo points=0,0 ; 0% なので、エキスポネンシャル使ってないのと同じ。 [channel3] safetysw=HOLD1 ; HOLD1のときには、、 safetyval=-100 ; -100 でソース(THR)の出力を上書き。=> スロットルが動かないように。 template=simple [mixer] src=THR dest=Ch3 [channel4] template=expo_dr [mixer] ; ▼ FMODE0のとき src=RUD dest=Ch4 scalar=60 ; 出力60% [mixer] ; ▼ FMODE1のとき src=RUD dest=Ch4 switch=FMODE1 ; FMODE1のときにこの[mixer]を使う。 --
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