セキュリティカメラを試す② ~スマカメ2 LTEでライブカメラ&タイムラプス ~

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建設現場へのライブカメラ設置のため、スマカメ2 LTEを購入した。

なお、やりたいことは下記2点。
  1. ライブカメラで進捗をみたいときにみる
  2. 定期的に撮影し、タイムラプス的動画を作成する
最初は Safie のようなサービスを利用しようとしたが、Safie Go は法人契約必須で、且つ、月額が25,000円~と高額なこともあり断念。
LTE対応の Arlo Go を考えたが、日本で販売しておらず、日本のSIMが使えるか不透明だったのでこれにした。

スマカメ2 LTEはSIMを使うのでWiFiがない環境にも設置できる。但し、Arlo Goと違って電源は別途必要。使ったのは Y!mobile SIMだが他のでもいけそう。

スマカメ2 LTE と マウントブラケット購入

仮設電柱のような太めの径用のものと、単管パイプ用の2種のブラケットも同時購入。



スマカメ2 LTE 開封の儀

箱を開けると、本体、アンテナ、台座、USBケーブル、電源アダプタ、パッキンx2、ネジ類、保証書、ステッカー、IFTTTのちらし。

2種のパッキンはアンテナ部分と、イーサネットコネクタのフタ用。
写真を拡大するとわかるが、カメラ背面にあるマウント用のネジが切られていなかった。ツルツルのまま。思いっきり不良品。
Mobile-Catchパワークランプ に挟んで固定するようの部品があったのでそれを使って代用はしたが。。。
検品はちゃんとしてほしい。


SIMカードとSDカードを入れる

防水カバーの中にスロットがあるのでmicroSIMとmicroSDを入れる。

屋外でライブカメラにするためにSIMカードは必須。ちなみにWiFiは対応してない。
SDカードは動画保存用に必要。ライブカメラや写真撮影だけならSDカード不要。写真はスマホ側に保存されるが、動画はSDカードに保存される。
SIMのサイズはマイクロ。手持ちのY!mobile SIMはnanoSIMだったので、アダプタをつけて利用した。

スマカメ2LTEの初期設定

スマカメアプリインストールとAPN設定

Androidなら「スマカメ」、iOSなら「スマカメ2」をインストール。若干機能が異なる。

アプリインストール後、カメラの追加画面で、「LTE設定用のQRコード表示」をタップ。
有名どころ?のAPNだとプリセットから選択すればよいが、Y!mobileの設定は見当たらなかったのでここを参照して手打ち。
APN情報を含んだQRコードが表示されるのでそれをカメラで読み込ませる形式。

カメラの電源を入れて、暫くすると起動し、ステータスLEDが青点滅になる。
リセットボタンを3秒ほど長押しして、ボタンを離すとオレンジの点滅になる。
※リセットボタンは防水用カバーの中のSDカードスロットの横にある
※なお10秒長押しだと初期化されるので注意

ちゃんと読み込めれば、ピ~~ と音がし、暫くするとステータスLEDが青点灯となる。
※ 青点灯になってもすぐにはアクセスできない。暫くたってからアクセスすればちゃんとカメラが映ったが、「みれない!?」と焦って何度も読込チャレンジして時間を浪費してしまった。

スマカメ2LTEの設定

接続できたあとにやることは「初期パスワード変更」「みまもり設定」くらい。


IFTTTで撮影時間制御

工事現場のため、日中は人が動いているのが当たり前。なので、みまもり設定が ONだとほぼずっと動画撮影している状態になる。
せめてもの抵抗で、IFTTT の Date&Time を使って、撮影時間は朝7:30~夜19:00までに制限した。
IFTTT対応はありがたいのだが、できることが
  1. みまもり設定(動体検知の感度/録画モード(常時or動体検知時))
  2. みまもり開始
  3. みまもり終了
の3点のみで少ない。
スナップショットを取得することができれば、タイムラプス用の撮影が手間なくできるのだが、他のIFTTT対応セキュリティカメラも軒並み映像系のアクションがないみたい。

スマカメには

  • スマートプレイバック対応(\3,000) ※アプリ内課金
  • スマカメPro(¥24,624) ※Windows専用アプリ

といった有償アプリが存在するが、操作性向上はするものの、静止画の定期撮影はできないのでタイムラプスには向かないとおもわれるので買っていない。

同じPlanexの「カメラ一発!」はタイムラプス対応らしいが、LTE対応してないし、屋外用のが無い。。



スマカメ2LTEの評価

  • 画質は非常にキレイ。FullHD画質であるし、色味も自然。
  • iPhone/iPad用アプリ「スマカメ2」は再接続に問題あり。一旦アプリをkillしてから再接続しないとダメ(Androidの「スマカメ」は問題ない)。
  • iPhone/iPad用アプリ「スマカメ2」はみまもり設定で撮影した動画を写真に切り取ることができるAndroidの「スマカメ」だとできない)。タイムラプスは日イチで手作業撮影。。
  • 若干赤外線撮影へ切り替わるのが早い。赤外線撮影になると白黒画像になるのだが、まだカラーでいけるでしょという明るさで切り替わってしまう。
  • 通信が途切れることが2日に一度くらい発生する。その場合でも「みまもり」は生きているので録画は残るが、数時間ライブカメラとして機能しなくなる。また復旧のために物理的に電源の抜き差しをしないと復活しなかったり。。 → 後日改善。下記赤枠の最後に記載
    無理やり解決策
    結局 TP-Linkスマートプラグでリモート電源ON/OFFができるようにし、スマートプラグとの通信のために 0sim を入れたモバイルWiFiも設置。
    0sim なので月額0円で収まるとはいえ、結局SIM2枚使ったリッチな仕様。。
    ホントはコンセント2つ使ってモバイルWiFiとスマカメの電源経路を分けたかったが、1か所からしか引っ張れなかったので下記の構成。スマートプラグがOFFでもしばらくはモバイルWiFiの充電があるのでON操作が可能
    ▼理想
    モバイルWiFi
        │
    コンセント
      │
    TP-Linkスマートプラグ 
      │
    スマカメ
    
    ▼現実
    コンセント
      │
    TP-Linkスマートプラグ 
      │
    AukeyUSB電源 ─ モバイルWiFi
      │
    スマカメ
    
    通信が途切れる件は、、SIMの接触不良の可能性が高かった。
    接点復活材「ソフト99 チョット塗りエイド 」でちょちょっとキレイにしてやったら、ほぼ途切れなくなった。


建築現場は、LTE + PoE + Camera の構成がベスト!?
Safieが使っている SCR1800 のような建築現場特化型のLTE+PoE対応ルータがある。
が、これも当然法人向けっぽく価格も不明で気軽に使えない。
いろいろ探してみたが、NetgearのLTEモデム(LB1121) が唯一の選択肢になりそう。

USBケーブルだと規格上最長5mまでしかケーブルを伸ばせないため、高い位置から撮影したいケースだと不向き。
PoEであれば規格上、最長100mまで給電可能。
スマカメ2もPoE対応だし、LB1121 とのペアが最強だと思う。

※ ほぼ上棟してから LB1121 を知ったので未検証だけど、まだ建築前だったら絶対買ってた。



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