Tiny Whoop のアンテナ保護と低重心化 ~ Mullet Mod ~
素のinductrix だと耐久性が高いのでクラッシュ上等だけど、Tiny Whoop に進化させると脆いアンテナが気になって、クラッシュが怖い。。それを解決(緩和?)するのが、Mullet Mod 。
Mullet Mod とは
Mullet(マレットヘアーみたいな) Mod(改造)。FX797T をカメラとVtx部分に分解し、Vtxを後ろに倒して設置しなおすことで、アンテナを保護しつつ、低重心化ができる。
Tiny Whoopでは結構定番の改造みたい。
Mullet Mod用パーツのプリント
Thingiverseに Mullet Mod用のカメラマウントがあった。これを使えば、Mullet Mod の恩恵に加え、FPVに適したカメラ角度固定もできて(15度)、さらにケーブルタイを使った軽量アンテナガードも付けられる。
ってことで早速BS01でプリント。軽量0.50gなカメラマウントができた。
Mullet Mod!
FX797T では、カメラとVTxを3P(Video/GND/Vcc)と2P(GND/GND)の2か所のピンヘッダで接続してる。これを一旦分解し、ケーブルでつなぎなおすだけ(3P側だけでOK)。
手順詳細
- ピンヘッダを両方ともニッパーで切り離す。
- 残ったピンヘッダーを除去。
ケーブルを通せるようにはんだ吸取器でスルーホールをキレイにしとく。はんだ吸取器にはバイスが便利。 - ケーブルの長さ調整。
3Dプリントしたカメラマウントに仮置きしてギリギリの長さにした。が、余裕がある長さでよかったかも。、 - 赤/黒/黄のAWG28ケーブル をはんだでつなぎなおす。
2P側(GND/GND)はつながず放置。 - カメラマウントを設置し、FX797T のカメラ部分をはめ込み、Vtx部分は両面テープで固定。
- 1.95mm幅のケーブルタイを通して完成。
重さは0.23g増の19.03gとなった。
基板剥き出しも結構好きだけど、キャノピーが欲しくなってきた。。
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