室内練習用のブラシ付きモーターなドローンレーサーをつくる2 ~FPV(First Person View)システム編~
2016年1月25日月曜日13:21:00
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LKTR120 を買って試しているが、Acroモードに不慣れな状態で、且つ、狭い室内だとちょっとパワーと重量があって怖い。。
なので、練習用のマイクロドローンを作ってみることにした。
今回は前回の機体に軽量の、FPVシステムを搭載した記録。
FPVは「飛ぶ」ための要素と切り離して考えられるので、じっくり検討。
まずは部品探しをして、2パターン作ってみることにした。
材料
Camera
FPV用ってことでFOV(Field Of View/視野角)の広さが重要。マイクロサイズなので当然重さも。候補として調査したのは下記。
- 600TVL 1/4 1.8mm CMOS FPV 170 Degree Wide Angle Lens Camera PAL/NTSC 3.7-5V @banggood $9.80 3.0g
- 0.6 GRAM WEIGHT PAL CAMERA @fpvhobby $39.00 0.6g
2パターン作ってみるので、NTSC ver と、PAL ver. を買ってみた。
実際に入手したカメラはの重さを測ってみたら3.42gとちょっと重め。。
なお、fpvhobby の 0.6g という超軽量のカメラは$39.00と高価だが、FOV65度と視野角が狭い。
0.6gカメラ用のFOV100度のワイドレンズ$10.90もあるが、レンズだけで1.9gなので、合わせて2.5g $58.00 とイマイチ価値を感じなかったので却下。
FPVhobby というショップは軽量な部品の取り扱いが多く注目してる。
トルコ(イスタンブール)が拠点て不安と、ほぼ売り切れで買えないのが難点だが。→ 2/2に入荷したようで販売中商品増加。
いちお、LKTR120の公式推奨パーツの5V Step Down(BEC)もFPVhobbyのものなのである程度は信頼できるか。
あとたまに rcgroup に投稿されてるFPVistanbulはここの店の人ぽ。
トルコ(イスタンブール)が拠点て不安と、ほぼ売り切れで買えないのが難点だが。→ 2/2に入荷したようで販売中商品増加。
いちお、LKTR120の公式推奨パーツの5V Step Down(BEC)もFPVhobbyのものなのである程度は信頼できるか。
あとたまに rcgroup に投稿されてるFPVistanbulはここの店の人ぽ。
「1g camera」と言われる有名なカメラもあるらしいが、これも視野角が狭いシロモノだし、最近売ってないみたい。
カメラの種類メモ。
- CCD/CMOS : センサーの違い。CCDのほうが感度が高く、色味も良く、こんにゃく現象が起こりにくいが、CMOSのほうが軽くはしやすいみたい。最近は差が少なくなってるみたいだが。
- ***TVL : アナログ映像での解像度。垂直に白黒線を何本表示できるか。多いほどキレイだが、600以上は意味がないみたい。
- NTSC/PAL : 放送方式。PALのほうが画像はキレイだが、NTSCのがフレーム数(fps)が多くてスムーズみたい。
NTSC 720 x 480 @ 30fps
PAL 720 x 576 @ 25fps
ビデオトランスミッター(Vtx)
映像を送信するヤツ。1.28GHz、2.4GHz 等もあるが、手持ちのJJRC H6Dのモニタや、FatSharkで対応できる5.8GHzに絞って調査。候補として調査したのは下記。
- Boscam 5.8G 10mW 8ch Transmitter TX5813 @banggood $8.09 2.2g
- Boscam 5.8G 200mW 8ch Transmitter TX5823 @banggood $10.99 2.2g?
- Boscam 5.8G 400mW 8ch Transmitter TX5826 @banggood $15.43 2.2g?
- FX758-2 5.8G 200mW 32CH Transmitter @banggood $11.16 2.2g
- MX-VTX-C VIDEO TX Micro Video TX @overskyrc $42.80 4.5g
- 5.8 GHZ AVTX FOR FATSHARK 1.9g @FPVhobby $39.00 1.9g
- 200MW 5.8GHZ A/V TRANSMITTER @FPVhobby $31.00 2.2g
しかし、アンテナ込みで 1.9g は軽い!てことで購入した。
自分で作るパターンだと上記のモジュール+アンテナ+DIPスイッチでこれよりも重くなりそう。
FPVhobby の2.2gのは売り切れてた。
2/2の入荷でRaceBand仕様のも発売されてた。
入手したものの重さを測ってみたら、セットで2.02g。
但し、アンテナが超軽量で1gを切る! 多分これと一緒。一番右はTX5813。
なお、Vtxの端子は2.00mmピッチ。
なお、軽量アンテナを自作する場合も想定して、BoscamのTX5813 と、FPVhobbyのDIPスイッチも購入しといた。
とりあえずアンテナは手持ちのUEWポリウレタン線(0.6mm)とかで代用できるか試す予定。
注)
banggoodのTX5823 は3.3V専用で、StepDownが必要みたい↓MultiFliteやBeefはoutput3.3Vがあるのでそのまま使えそう。
TX5813は3.5~5.5V?
TX5826は3.3~5V?
banggoodのTX5823 は3.3V専用で、StepDownが必要みたい↓MultiFliteやBeefはoutput3.3Vがあるのでそのまま使えそう。
Note:the TX5823 is 3.3V version,please be aware of this information.
FX758-2 は5V専用?TX5813は3.5~5.5V?
TX5826は3.3~5V?
アンテナ
様々な形状があるが、クローバーアンテナと、簡素な一本アンテナが候補。FPVhobbyのTxは付属アンテナを使うけど、TX5813 で自作するほうは別途用意する必要あり。
アンテナの長さは周波数に応じたものになり、基本的には↓らしい。
長さ[mm] = 光速度c / 周波数[MHz] / 4
難しく考えなくても 「c / 5800MHz / 4」みたいにググればGoogle先生が教えてくれるとのこと。
5.8GHzなら12.92mm。
一般的な5.8GHz FPVの帯域だと、5645MHz~5945MHzで13.28mm~12.61mmの長さで作成することになるかと。
で、その長さの対象だが、単なる銅線でアンテナを作成するなら純粋にその長さで作る。
同軸ケーブルを使う場合は、露出した長さでいいんかな?
無線の勉強が必要な気がする。
あと、こんなのがないと実際の電波感度がようわからん。。FatShark側でなんかすりゃRSSIみたいなのでいけるか?
このあたり↓のでも応用していけるかもしれないので、とりあえずメモ。たけぇ。。
無線LANの混み具合を解析してグラフで表示する「Wi-Spy」実機レビュー
このあたり↓のでも応用していけるかもしれないので、とりあえずメモ。たけぇ。。
無線LANの混み具合を解析してグラフで表示する「Wi-Spy」実機レビュー
ビデオレシーバーVrx
とりあえず手持ちのJJRC H6D用モニタと、FatShark Attitude v3 があるのでそれを使う。ただ、JJRC H6D用モニタを、BLADE glimpseのプロポにマウントできないんで、どうしよっかなと。。
てか、モニターマウントって普通どうやるんだろ?要調査
モニターにスマホつかえないかなーと探してみたが、EasyCap系キャプチャボード(+OTGケーブル+アプリ)を使えばできそう。
さらにこの構造をコンパクトにしたモノも発見。FatShark用のレシーバーモジュールが必要みたいだけど、面白そう。
Modular Rx for Android Devices @LaserBGC
UsbWebカメラ @GooglePlay
CameraFi @GooglePlay
Mobius USB Tools @GooglePlay
さらにVRの流れにのってか、没入感が強そうな、こんなんも登場してる↓
eyeboxfpv
さらにこの構造をコンパクトにしたモノも発見。FatShark用のレシーバーモジュールが必要みたいだけど、面白そう。
Modular Rx for Android Devices @LaserBGC
CameraFi @GooglePlay
Mobius USB Tools @GooglePlay
さらにVRの流れにのってか、没入感が強そうな、こんなんも登場してる↓
eyeboxfpv
リポ電池
電源をFCからとったほうが、軽量化はできるが、別系統にしたほうがよいという話もある。軽量で信頼できる電池、、やっぱTurnigy かと。
Turnigy nano-tech 60mAh 1S 45~90C を購入。なんと1.72g。
前回の記事も更新したが、300mAh 45~90C 8g もメインバッテリーとして購入。
※ GearWorst の返品の際に「船便しかダメ」ってことで気付いたが、リポバッテリーは輸入というか輸送の規制があるみたいで買うところが限られる。。
現状はHobbyKingなら買えそう。Banggoodでも買えたが、TurnigyならHobbyKing。
現状はHobbyKingなら買えそう。Banggoodでも買えたが、TurnigyならHobbyKing。
OSD(OnScreenDisplay)
追加検討中FPVhobbyでの買い物ついでに 「1S Lipo OSD」は購入した。
このscisky(quatum)の Flight Controller にあるUART端子は、試した結果、UART1じゃなくて、UART2につながってる。。。
UART1はUSBでしかアクセスできないし、UART2はレシーバーに使われているので、OSDが付けられない。。。
これって設計ミスじゃないのか?
この端子がUART1であれば、bluetoothを繋いで、スマホでPID調整したりもできたが。。。
調べると強者はいるようで、STM32Fのチップに直接半田付けしている人がいた。
試したが、こんな細かい半田は無理だった。。悔しいがあきらめ。。
UART1はUSBでしかアクセスできないし、UART2はレシーバーに使われているので、OSDが付けられない。。。
これって設計ミスじゃないのか?
この端子がUART1であれば、bluetoothを繋いで、スマホでPID調整したりもできたが。。。
調べると強者はいるようで、STM32Fのチップに直接半田付けしている人がいた。
試したが、こんな細かい半田は無理だった。。悔しいがあきらめ。。
cf. http://community.micro-motor-warehouse.com/t/what-can-we-do-with-the-scisky-serial-ports/697/24
こんな動画があったのでもう一度チャレンジしてみる予定
こんな動画があったのでもう一度チャレンジしてみる予定
その他
- コネクタ類(molex2.0mm2P/1.25mm4P)
- ケーブル類(AWG24&28あたり)
- 両面テープ
おまけ1:AIO(All In One)なFPVシステム
一個一個つくるのではなく、出来上がったものもある。※ ただ、欠点はOSDをつけられないことか。
候補として調査したのは下記。
- FPV AIO 600TVL 170 Degree mini Camera 5.8G 8CH Transmitter All in One Only 3g @banggood $39.99
- Ultra Micro FPV Camera and Video Transmitter (SPMVA1100) @HorizonHobby $74.99
- Quanum ELITE TX CAMERA COMBO Micro Cam VTX 25mW 40CH 5.8GHz
ケーブルが重いのかな?。
SPMVA1100はfatsharkのヘッドトラッキング対応とのこと!?
Parrot BeBop みたいに、魚眼レンズ+デジタル処理して、見る方向を変更する感じなのかな?
あんまりヘッドトラッキングの情報が見当たらない。。面白そうなのでSPMVA1100 欲しいな。。
ハードウェアを組み上げる① ~ FPVHobbyのVtx編 ~
banggoodの600TVLカメラだが、マイクが下に向くのが正しい方向となる。ただ、ちょうどマイクの出っ張り分だけ、Phenix110mmのフレームのスペーサー(H=15mm)に収まらなかったので、マイクは壊れてもいいやとおもって、強引に後方へ折り曲げてみた。いけた。
カメラのケーブルはバッサリと短く切って、FPVhobbyのVtxに半田付け。
FlightControllerのi2C端子から5Vが取れる。
基本はこの端子経由にすると思うが、電源を別リポからもとれるようにしておいた。
- molex2.0mm 2極 コネクタにAWG24ケーブル(赤黒)を圧着 ---①
- molex1.25mm 4極 コネクタ(51021-0400)に対し、AWG28ケーブル(赤黒2本だけ)を圧着し、熱収縮チューブを通しておく ---②
- ①②とは別に短いAWG28ケーブル(赤黒)を準備 ---③
- ①②③のケーブルを黒、赤それぞれで3本ずつまとめてつないだ上で、熱収縮チューブで保護。
- ③の空いた側をVtxケーブルに半田付け(カメラの線と同居)。
なお、配置を考えた結果、アンテナはPhenix110mmのトッププレートを通してからVtxに半田付け。
カメラはPhenix110mmのトッププレートに両面テープでとめる。
でFPVシステムは完成。
これを組み込んだのがこれ。
重さは42.36gと意外と重い仕上がり。30g台にしたかった。
ま、練習用且つプロトタイプなのでいいや。軽量化を求めたのは、また別途作ってみよう。
映像の確認① ~ FPVHobbyのVtx編 ~
とりあえず、JJRC H6D付属のモニタで確認しようと思ったが、、、よく考えたらFPVHobbyのVtxにはLKTR120のときに接続できた 5,885MHz は無い。。
なので、FatSharkで検証してみたら、5,645MHzで表示できた。
さらにその後、JJRC H6D 付属のモニタでも5,645MHzで表示できている!?
てことは、JJRC H6D 付属モニタは、BandE の 8ch(5705/5685/5665/5645/5885/5905/5925/5945)を自動検出できるのかも。。
或いは、MX-VX-B の情報が間違ってて、5,885のつもりで5,645を出してるのか。。
また別途検証しなおしてみよう。。
なお、このVtxはビープ音もLEDもないので、通電してるかはICチップが温まったことで確認してたり。
ハードウェアを組み上げる② ~ TX5813編 ~
VA1100ライクなVtxを自作してみた。使うのはTX5813。メタルケース付きなので単体で2.58gとちょっと重い。
下記diagramを参考に、、
アンテナと、ディップスイッチをはんだ付けした。
- FPV 5.8GHz Micro CL TX Antenna Lightweight @banggood $3.99
- DIPスイッチ【A6T-4104】@マルツオンライン \100 ※手持ちの4極を使ったが3極でOK。
クローバーリーフの部分の大きさ(長さ)で5.8GHzの周波数に合わせているはずなので、アンテナケーブルの胴体部分の長さは適当に切った。
TX5813のメタルケースはあらかじめGNDにつながっていたため(写真左の右から3ピン目)、ディップスイッチは直接メタルケースにはんだ付け。
で、カメラを取り付けたら、8.28g となった。うーん、、FPVhobbyのTXよりだいぶ重い。
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ご無沙汰しております、Yoshidesu.
返信削除FPV化されていますね。
ただいま、U199gブラッシレスモータで奮闘しています。
記事を参考に、FPVhobbyの 「5.8GHz AVTX FOR FATSHARK」手配してしまいましたが使ってみて伝送距離は如何ですか?
また、アンテナに関してストレートアンテナは試されましたか教えていただきたく。
お久しぶりです。
削除返信遅くなってしまいました。
伝送距離はちゃんと測ってないですが、あんまり良くない印象です。
メタルケースが無いこともあってノイズに弱い感じでしょうか。
ストレートアンテナは一度やってみたもののイマイチ上手くいかず。。