3Dプリンター「BS01+」 の カプトンテープ交換/フィラメント交換メモ
造形物をヒートベッドから剥がす際に、カプトンテープ(ポリイミドテープ)を破ってしまった。。暫くはそのまま利用していたが、一度破れるとどんどん範囲が広がっていき、場合によっては造形物がテープを巻き込むことも。。
このたびABSから、PLAにフィラメント交換するタイミングで、重い腰を上げて、カプトンテープを交換することにしました。
カプトンテープ交換
テーブルを外す
下記マニュアルが写真付きで参考になる。なお、BS01+は購入のタイミングで微妙に仕様が違うみたいだが、うちのは「三点式」みたい。
ざっくり抜粋すると、、下記の手順。
- テーブルを上にあげとく
- 底部のカバーを外す(ネジx4)
- モーターとZ軸リードスクリューを固定してるネジ(上側)を緩める
- リードスクリューを回して、上側に抜き取る
- Z軸シャフトの底面ネジ→天面ネジを外す
- Z軸シャフトを抜き取る
- はずせる
カプトンテープをはがす/清掃
はがすのは一気にやるだけ。破れて穴が開いてたところはアルミテーブルの表面が若干荒れてた。
キズがついているワケではなかったので問題なかったが、破れた場合は早めに交換しといたほうがよいかも。
とりあえずキレイにふいとく。
なお、シャフトをよくみるとキズついてたが、見なかったことにする。
焼き入れシャフトを買うか。。
その前にベルトのテンション調整とか、グリスアップで、動作時のビビりをなくすほうが先決か。
カプトンテープを貼る
最初にBS01+を組み立てたときに、説明書通りにプリンタ筐体の切れ端みたいなのをスクレイパー的に使って貼ったが、空気がちゃんと抜けない上に、空気が入ってしまった部分を押し出そうとすると、カプトンテープを傷つけてしまってた。。今回はスクレイパーは使わず、スマホの保護シートを貼るときの方法でやってみた。
が、スマホよりサイズがかなり大きいのと、スマホの保護シートほど貼りやすくないので、難易度高い。。前回よりはうまくできたが、空気を完全には抜けない。。今回はどうせBuildTakを貼るのであきらめた。
最後に余分なところをカット。
なお、BS01+付属のカプトンテープは計3回貼れるサイズのようで、ギリもう一度使えそう。
ついでに
- リニアブッシュ(シャフトが通るヤツ)にグリスを塗りなおす
- Z軸リードスクリューにグリスを塗りなおす
フィラメント交換(ABS→PLA)
基本的にABS用なカプトンテープを交換したが、ちょうどABSフィラメントがなくなりそうなので、ついでにPLAフィラメントへ交換したのでメモ。- ノズル側のチューブを抜く(継ぎ手を押し込んで、引っ張る)
- チューブを外す
- フィーダー側のチューブを抜く
- フィラメントチューブの継ぎ手部分が変形してたので、5mmほどカット。
- ノズル温度240度
- ノズルからフィラメントを抜く
- フィーダー下にフィラメントを抜く
- リールを外す
- 新フィラメントをセット(フィーダーとチューブを通して、チューブ⇔フィーダー側の継ぎ手にはめとく)。
- パージキットの鉄の棒でフィラメント押し出す
- 魚油を1滴たらして、棒で清掃。その際ノズルから魚油が垂れるので注意。
- 新フィラメントを押し込む→変化を確認
- ノズル温度220度
- チューブ⇔ノズル側の継ぎ手をはめる
まとめ
分解作業がかなりおっくうで放置してたけど、やってみると意外と簡単。ただし、カプトンテープをキレイに貼るのは難易度高い。。やり方を編み出せる気がしない。
購入した当初に3Dプリンターが全くわからない状態で組み立てたときは、部品の用語もちんぷんかんぷんだし、完成までの道のりがめちゃくちゃ長いこともあって、何も考えずにマニュアル通りに進めるだけだった。
面白くない本を読むときに、たまにある「字だけを追っかけて、内容が入ってこない」のと同じ状態。。
そのときとは違って、3Dプリンターをある程度使った上で解体すると、3Dプリンタの構造の理解もちょっと見えて、、きた気が、、するような。。
とりあえず躊躇せずに一度やってみることは大事。
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