OSD付きのFPVカメラをDIY

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以前、FPV用の軽量カメラを作ってみたが、OSD(OnScreenDisplay)を試してみたかったので、できるだけコンパクトで、且つ、できるだけモジュラブルになるように作ってみた。

設計

一応、サイズ感を大体合わせながら絵を描いてみた。
こんな感じで接続することにし、熱収縮チューブで絶縁しつつ、両面テープで積み重ねる方針。

部品とか

部品/購入リンク 購入元 金額 重量
MICRO MinimOSD KV Team MOD For Naze32 banggood $8.92 1.13 +0.49g
600TVL 170 Degree  Camera PAL 3.7-5V banggood $9.80 2.00g
Boscam 5.8G 10mW 8ch Transmitter TX5813  banggood $8.09 2.58g
Oversky 5.8GHz Circular Polarized Antenna : RHCP  banggood $3.99 2.24g
U.FLコネクタ(5個) [U.FL-R-SMT] aitendo \20
= \100 / 5
0.00g
Pololu ステップアップ/ステップダウン 電圧レギュレータ S7VF5 Amazon \637 0.42g
DIPスイッチ 4極 【A6T-4104】 マルツオンライン \100 0.41g
1.25mmピッチウエハー ストレートタイプ(2極) 10個入 マルツオンライン \30
= \300 / 10
0.05g
熱収縮チューブ 20mm 透明 マルツオンライン \3
= \130 / 100 x 2cm 
0.42g
熱収縮チューブ 耐熱タイプ 赤 1mm マルツオンライン \1
= \113 / 100 x 1cm
UL1007 AWG28 1.2mm 2m(±2%)x6色 マルツオンライン \5
= \380 / 200 x 2cm x 8
ニトムズ はがせる両面テープ 強力固定用 厚手 15mm×2m T3950 Amazon \3
= \642 / 200 x 1cm
Turnigy nano-tech 60mAh 1S 45~90C HobbyKing $2.09 1.72g



組み立て

下記手順で。
  1. DIPスイッチの4の足をカット
  2. DIPスイッチをVtxに半田付け。Vtxのメタルボックス全体がGNDなので不要な半田が接触しないよう注意。
  3. U.FLコネクタをVtxに半田付け。ピンに届かないのでエナメル線などで補う。
  4. 20mmの熱圧縮チューブを3に一度通し、DIPスイッチの部分をカット。一旦外しとく。
  5. OSDに付属のピンヘッダーを半田付け(2P、L型4P、L型2P)
  6. 4のL型2PのピンヘッダーにPololuレギュレータを半田付け
  7. Molex1.25mmハウジングの足をちょっと開いて、PololuのGNDとVinに半田付け(極性注意)
  8. PololuのVout から Camera と Vtx に5V電源を供給するためのY型ハーネス を作る
    (単純にPololu-Vout ⇔ Vtx ⇔ Camera とVtxの2本のケーブル繋げてもいいけど)
  9. OSDとVtxを半田付け(OSDのVinGNDVideoOut の3か所)
  10. CameraをOSDとVtxに半田付け(VGNDVideoInAudioの4か所)
  11. PololuのVinとOSDのVBat2を半田付け
  12. 4の熱収縮チューブをVtxに再び通し、半田こてで収縮
  13. アンテナを3のU.FLコネクタに取り付け
  14. 長すぎるピンヘッダはカット


あと、カメラがふらふらするので、3Dプリンタでちょー簡易なカメラマウント1.03gを作成してみた。
BS01+ に付属してきた ABSフィラメントがピンクなのだが、黒にしたいな。。

STLダウンロード


最終的にはリポ無しで11.63gと結構重い。
バッテリー込みでは、1.72gプラスで13.35g。

ここから削れるとしたら、下記とかで4~5gくらいかな?
バッテリー込みで10gは切れそうな気がする。
  • VtxとアンテナをFPVhobbyのものに。この記事参照
  • ピンヘッダ/コネクタを使わない。
  • カメラマウントを使わず接着剤or両面テープで固定。
  • ケーブルをポリウレタン線にする。

FPVhobbyのヤツはありかも。追記:作ってみたがイマイチ。ノイズが乗りすぎて感度悪い。


他はメンテナンス性/可搬性がなくなりそうだし、今回はこれで完成てことに。

OSDのソフト MWOSD については気が向いたら別記事で。
とりあえず概要だけメモ。
  • micro minimOSDはMAVLINKのファームがpre-flushされてるのでMWOSDで書き換える必要あり。
  • MWOSD書き換えには、DTR付きのUSB-シリアル変換アダプタが必要。
    いつも使ってたbanggoodの$2.73のヤツだとダメだったので、スイッチサイエンスの高級品を買った。
  • Arduino IDEで、MWOSDに含まれるMW_OSD.inoを開き、config.hの下記3点をコメントイン
    #define EEPROM_CLEAR
    #define WITESPYMICRO
    #define CLEANFLIGHT
  • ツール>ボード は Arduino Pro or Pro Mini を選択
  • ツール>プロセッサ は ATmega328(5V, 16MHz)
  • ツール>ポート は USBアダプタを認識したCOM#を
  • 書き込む


↓は工具類など。
はんだごては温度調整付きのに買い換えたいが、電池式コードレスの手軽さから離れられず。。
ヘッドレンズはLED照明付きのほうがよかった。改造してみるかも。
PanaViceは結構使いやすいのでオススメ。


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