ZANOの仕様をまとめてみる ~④:自動飛行機能~
「届いた!」という人が続々と出始めていますね。
ただ、アプリのユーザ登録がストップされているようで、ちゃんと飛ばせている人が増えていない状況。
また、UK/EU圏で、pre-order で届いてる人もいたり、backerで届いてない人もいるようで、若干フォーラムは荒れ気味。スペアのプロペラが入ってないという報告も。→ 送りなおすらしいけど。
まだしばらくは色々ありそうですな。
ちなみに「開封の儀」のWisselさんは、βバージョンのアプリのフリーフライトモードで強引に使ってて、誤ってZANOを水没させて壊したっぽい(上の動画)。。
【連載】
ZANOの仕様をまとめてみる ~序:自動飛行とは~
ZANOの仕様をまとめてみる ~①:飛行性能について~
ZANOの仕様をまとめてみる ~②:カメラ周りについて~
ZANOの仕様をまとめてみる ~③:飛行モードについて
ZANOの仕様をまとめてみる ~④:自動飛行機能について
ZANOの仕様をまとめてみる ~⑤:今後予定されている機能について
ZANOの仕様をまとめてみる ~序:自動飛行とは~
ZANOの仕様をまとめてみる ~①:飛行性能について~
ZANOの仕様をまとめてみる ~②:カメラ周りについて~
ZANOの仕様をまとめてみる ~③:飛行モードについて
ZANOの仕様をまとめてみる ~④:自動飛行機能について
ZANOの仕様をまとめてみる ~⑤:今後予定されている機能について
飛行の自動制御
姿勢維持(Attitude):6軸ジャイロセンサー
センサーによって精度は異なるが、どんなに安いドローンでもジャイロは搭載している。もちろんZANOも。機体の傾きを感知し、それを打ち消すように4つのプロペラの出力を変えて、同じ位置でホバリングするのを助けたりすることで、操縦しやすくしている。
※ 正確に言えば回転角速度x3軸のジャイロセンサーと加速度x3方向の加速度センサー。
高度維持(Altitude): 気圧センサー + 超音波ソナー
高度維持は操縦を楽しむドローンなら、個人的にはあまりいらないけど、ZANOは撮影特化型ドローン(のはず)。操縦に集中している姿を撮影したいわけではなく、もっと自然に撮影できるためには必須。
これらの制御がないと必死にプロポを操作する自分しか撮れないw
これらがあればポーズをとってハイチーズができる。
なお、GPSでも高度管理はできるが、そんなに精度を出せるものじゃないので、ZANOでは高度維持用途では使われていない。
着陸制御: 超音波ソナー
機体下部についている2つの穴。これが超音波ソナー(それぞれ受信と送信用)。比較的短い距離を正確に知ることができるので、着陸時に地面を認識することができる。
ZANOのソナーは最短200mm程度まで正確に測れるっぽくて、それ以下になったら、モーターの出力を押さえ着陸のための出力調整をするようだ。
この出力チューニングの出来で、高級感がだいぶ変わる気がする。
水平位置制御: GPS
水平位置のズレはZANOはGPSのみで対応。精度は1.5m程度とのこと。定点ホバリングというレベルは恐らく難しい。
ちなみにORG1411を利用
高級機とかは底面カメラで画像認識することで、より精度を上げていて、カメラ+ソナーを組み合わせたVision Positioning Systemってのが普及してきてる。
室内仕様のRolling Spiderも底面カメラ+ソナーですな。
但し、画像認識も限界があり、下記のような弱点はある。
- 地面の状況依存(パターンがないとダメ。水面もダメ。暗い(100ルクス以下)とダメ)
- 地面から2.5mまで有効
自動飛行(Key Feature)
前提の調査が長くなりすぎた。。自動飛行の機能については情報量少な目。。Follow Me:GPS
リリース段階では Follow me はGPSを活用し、スマホを基準に機能する。そのため室内利用では使えない。
但し、v1.2では画像認識によるFollow Me 機能も予定されていて、室内利用も可能になる。
※ その場合はフロントのRGBボードとの付け替え部品としてこの用途のカメラモジュールを提供
また、シンプルで防水なトラッキング用デバイスも検討中とのこと。
衝突回避:赤外線距離感知センサー
赤外線を利用して、対象物との距離とその接近速度で回避行動をとる。※ちゃんと確認ができていないが、前後左右、そして上部にもセンサーが付いてる?(下部は無さそう。ソナーあるから?)
赤外線であるため夜間のほうが感度が高く、日中は感度が弱くなる。
デフォルト(API修正可)で1500mm以内の障害物を認識する。
テストでは16km/h 飛行時に回避成功。恐らくこの値がほぼ限界値と思われる。
アプリ上では障害を認識した側に緑色のバーが出るが、障害物を認識するとバーが赤くなってわかるようだ。
(下記動画の2:55あたり参照)
WayPoint:GPS
この機能含め、WiFi無しのホントの自動運転も技術的には可能とのこと。但し、法制度がネックみたい。
waypoint は v1.2で計画中。
ただ、サードパーティでの開発に期待してそうな節も。
Swarming:近距離無線
ZANO同士でスピード、位置、高さ、向きなどの情報を通信しながら群れを作れる。通信は日本verは920MHz帯を利用。
但しこれはv1.1で有効化予定。
もし期待以上にZANOが良かったら(今後の進化を期待できそうだったら)、+2台ほど追加購入してみるのもいいかも。
注:下記はフォーラムで紹介されてたCG
【連載】
ZANOの仕様をまとめてみる ~序:自動飛行とは~
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ZANOの仕様をまとめてみる ~②:カメラ周りについて~
ZANOの仕様をまとめてみる ~③:飛行モードについて
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