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自律系ドローン「ONAGOfly(ProKit)」 が届いた!

ZANO のリベンジやー
と、今年1月に勢いで出資したONAGOfly。
さて実際どんなもんでしょうか。。

マイクロサイズなセルフィードローンは ZEROTECH DOBBYが本命かも

ZANOは倒産により入手できなかったが、レーサータイプとは別に、空撮用の小型ドローンが欲しい。
後継は OnagoFly なのかなーと思って出資してみたけど、やはりクラウドファンディング系だと製品品質は期待しづらいし、出荷も滞ってる状況。。
(てか、詐欺も含め、製品の完成までいかないケースも多い)。

そんな中、ZEROTECH DOBBY が登場。

ZANO 死亡。。

2016/1/26(火) 更新:


匿名の方からコメントをいただきましたが、Zanoの開発元のTorquing Group が任意整理するみたい。 

https://twitter.com/BBCRoryCJ
http://www.bbc.com/news/34787404

KickStarterで公式アナウンスがあるみたいだけど、Backerのみ閲覧可能だったので、pre-orderな私にはみえなかったので助かりました。

indiegogoの場合は出資は戻らなくて、KickStarterの場合は返金可能な印象だったけど、どうなるかな。。

まーワタクシ pre-order なので、別ルートでの返金を模索する感じですが。
今回Paypalじゃなくて、直接クレジットだったので無理ぽな気がする。
pre-orderが6月末だったので、Paypalにしとけば180日保証が使えたかもしれませんが。


 てか、返金とかよりZANOが入手できなくなったのは悲しい。。

既にホームページもつながらないっすね。

2015/11/24(火) 追記:
クレカの窓口に問合せてみました。
とりあえず可能性は薄そうですが、2か月程で結果は出るみたい。

2015/11/25(水) 追記:
なんかStones & Co. って債務整理の会社?から手紙が来た。
債権者MTGを12/4にするらしい。

2016/1/1(金) 追記:
Stones & Co. 社から12/4の債権者MTGのレポートについて手紙が来た。
リンク先には、54ページもの裁判資料?のようなものが。。
専門的且つ英語なので、まだあまり読めてないが、ナナメ読んだ限り、これまでの経緯や、財務状況が記載されていた後に、1月28日までに負債証明?の提出が必要みたいなことが。。

とりあえず、カード会社に報告しといた。

結構話題になったプロジェクトだったので、後追い記事も出てきてますな。
gizmode | Kickstarter最大級の失敗プロジェクト、4億円を集めたドローン


なんとなく返金が受けれそうな気がするし、返金されたら、スルーしかけてたZANOもどき「ONAGOfly」に出資してみよかな。。





2016/1/12(火) 追記:
カード会社から返信がなかったので、連絡してみたら、ちょうど本日結果が出たとのことで、返金確定\(゚▽゚=))/となった。
詳しくは不明だが、Torquing Group とのやりとりの末というより、通知したが連絡がなかったことで処理が確定したっぽい??

期待してなかったので、ちょっとビビったほどw

これまで情報を頂いたZANODIE様には大・大・大感謝でございますm(__ _)m

なお、銀行+クレジット一体型のカードだったからか、クレカ側ではなく、銀行口座への振り込みでの対応となるようです。

さてと、宣言通り、ONAGOfly に出資しちゃいますw → 入手しました

ONAGOfly in CES2016

2016/1/18(月) 追記:
銀行口座(カードではなく)への返金振込み確認完了。


2016/1/26(火) 追記:
フリージャーナリストHarris氏の調査報告書が出た模様。
Kickstarterプロジェクト「ZANO」の調査報告書が公開される @スラド
Kickstarter Needs Better Ways To Sanity-Check Complex Hardware Projects, Says Zano Review @TechCrunch

根本的要因は会社の能力不足でしょうね。
経営面はもちろん、そもそもの技術力が全然足りないように感じました。

要点としては
  • Torquing はZANO以前にも「AV Sparrow」という軍用ドローンで開発失敗してる。
  • 会社の能力を超え、出資が大きくなりすぎたことも、プロジェクト遅延、および、倒産の要因。
    • ストレッチゴールを全て達成しなければならなくなった → 計画がぬるい?
    • 予想を超えた大量生産が必要になった → 会社の能力が低い?
    • で、遅延を避けるため、不十分なテストで大量生産に踏み切った
  • Ivan Reedman の自信過剰さも失敗要因 → 慎重さを持たず、計画性もない感じ?
  • 経営陣への給与水準は高かったが、浪費や詐欺の形跡は無し
  • プロモーションビデオは偽物。合成や逆回し、スロー再生などの部分がみられる



ZANOの仕様をまとめてみる ~⑤:今後予定されている機能について

アプリのユーザ登録が復活し、世界中でどんどんZANOが飛ばされはじめているようです♪ ただ、まだまだ不具合が多いようで、てんやわんやっぽい。
まだまだ発展途上なのは否めないようですが、可能性は大きいドローンなので早く欲しい。
SDKも来週にはgithubで公開されるっぽい。

ちなみに日本の方も入手された人がいるようですね。 → 高性能超小型ドローンZANO! 開封。


ZANOの魅力として、バージョンアップによる機能強化 があります。

無料アップデート期間はユーザ登録後1年。
GPSの改善や省電力モードなどのOS(ファームウェア) アップデート、バグフィックスは無料で提供してもらえるみたいですが、機能追加なバージョンアップは有料で、これが1年間無料のようです。
金額は$1程度なリーズナブルなものみたい。


ではバージョンアップとしてどんなものが計画されているかですが、
フォーラムにて今後のアップデート予定についてまとめがありました。

8/20最終更新。
見出しは当初予定。各レコードの左の[ ] 内が現状の予定です。

ZANOの仕様をまとめてみる ~④:自動飛行機能~


「届いた!」という人が続々と出始めていますね。
ただ、アプリのユーザ登録がストップされているようで、ちゃんと飛ばせている人が増えていない状況。
また、UK/EU圏で、pre-order で届いてる人もいたり、backerで届いてない人もいるようで、若干フォーラムは荒れ気味。スペアのプロペラが入ってないという報告も。→ 送りなおすらしいけど。
まだしばらくは色々ありそうですな。
ちなみに「開封の儀」のWisselさんは、βバージョンのアプリのフリーフライトモードで強引に使ってて、誤ってZANOを水没させて壊したっぽい(上の動画)。。


飛行の自動制御

姿勢維持(Attitude):6軸ジャイロセンサー

センサーによって精度は異なるが、どんなに安いドローンでもジャイロは搭載している。もちろんZANOも。
機体の傾きを感知し、それを打ち消すように4つのプロペラの出力を変えて、同じ位置でホバリングするのを助けたりすることで、操縦しやすくしている。
※ 正確に言えば回転角速度x3軸のジャイロセンサーと加速度x3方向の加速度センサー。

高度維持(Altitude): 気圧センサー + 超音波ソナー

高度維持は操縦を楽しむドローンなら、個人的にはあまりいらないけど、ZANOは撮影特化型ドローン(のはず)。
操縦に集中している姿を撮影したいわけではなく、もっと自然に撮影できるためには必須。

これらの制御がないと必死にプロポを操作する自分しか撮れない

これらがあればポーズをとってハイチーズができる。

なお、GPSでも高度管理はできるが、そんなに精度を出せるものじゃないので、ZANOでは高度維持用途では使われていない。



着陸制御: 超音波ソナー

機体下部についている2つの穴。これが超音波ソナー(それぞれ受信と送信用)。


比較的短い距離を正確に知ることができるので、着陸時に地面を認識することができる。
ZANOのソナーは最短200mm程度まで正確に測れるっぽくて、それ以下になったら、モーターの出力を押さえ着陸のための出力調整をするようだ。
この出力チューニングの出来で、高級感がだいぶ変わる気がする。

ZANOの仕様をまとめてみる ~③:飛行モードについて~


9/30(水)に出荷予定が更新されました。
  1. 黒ZANO を UK/EU のKickStarter に 5,000、pre-orderに 2000 出荷
  2. 次にUS/カナダ/オーストラリア/ニュージー/ に出荷  ~10月中目標★日本はここ?★
  3. 白ZANO を UK/EU に出荷。続いてUS/カナダ 略) へ。数は黒の30%程度
  4. 蛍光ZANO は白ZANOと同時期に処理 ~ここまで11月中目標
  5. 赤ZANO 出荷。この数はちょろっとだけ。
  6. カモZANO 出荷。 ~ここまで年内目標
計16,000。ちなみにKickStarterは12,075人。
色と、国別の周波数調整(Swarming用?)でまとめて処理する形式になっていて、
黒ZANO pre-order な私が10月入手できるかも^^


自動飛行(autonomous)なマイクロサイズ ドローン ZANOの入手前レビュー3回目。

自動なだけに、逆に想定した動きをしないケースもありそうです。

自動飛行の機能の前に、ZANOが持つ「モード」を理解しとかないと混乱しそう。
なので今回はモードの話を中心に。
※ なお、自分もいまいち理解できていないので正確に記載できていないかも。

内部モード

ZANO はGPSの状態によって mode0~2 の 3つの内部モードを持つという。
モードによって、使える機能や、性能における制限が変わってくる。

mode0

室内用。
GPSを利用しない。
ピッチ角&ロール角は6°までに制限。

mode1

中途半端な状態。
GPSが利用できる状態だが、不十分(利用する衛星が5以下)であり、GPSの機能は使えない。
ピッチ角&ロール角は20°まで。

mode2

屋外用。
Follow Me機能を初め、GPSを使うフル機能が利用可能。
このモードの条件は GPSで利用する衛星が6つ以上、かつ、HDOP 2.0以下。
HDOPはGPSの水平方向(高さじゃなくて)の精度を表す。低いほうが高精度。
ピッチ角&ロール角は20°まで。

フライトモード選択(flyZANOアプリ)

アプリで、Indoor/Outdoor/Auto の3つからモードを選択できる。
これにより、内部モードにかかわらず、ピッチ&ロール角を変更できる。
※ 原文では上記のmode0~2も、これも、どちらもmodeと表記していてわかりづらい。。


Indoor 

ピッチ&ロール角は6°に制限。
これはGPSが使える状態 ( 内部状態がmode2 ) であっても制限される。
移動とは逆方向に切り返すときは12°までいける。

Outdoor

ピッチ&ロール角は20°までいける。
これはGPSが使えない室内であってもいける。

Auto

上記の内部モードに従う。

操作モード

操作モードとしては、ジェスチャ / フリーフライト の2つ。
※ ここもモード。ややこしい。。

「ジェスチャ」モード  公式マニュアルでいう「キャプチャ」モード?

内部モードがmode2である必要がある。スマホを縦向きで操作する。

ジェスチャモードではカメラは常に自分を向いた状態。
dead mans ボタンをタッチすれば、矢印が表示されて操作できる。
ヘッドレスモードであり、スマホを中心としてZANOは移動するので、自分の周りを旋回させたければ、左右に操作するだけ。
ZANOとの距離はスマホを前後に傾けて操作するみたい。
てことは上下操作で高度かな?
dead mans から指を離せば、その場にとどまる。




「フリーフライト」モード

どんな内部モードでも利用できる。スマホを横向きで操作する。
一般的なプロポのモード2な操作方法。
※ モード。。

左が上昇&旋回、右が前進&左右移動。
= (左がスロットル&ヨー、右がピッチ&ロール)
= (左がスロットル&ラダー、右がエレベーター&エルロン)

モード変化とフェイルセーフ

GPSを捉まえるのには結構時間がかかるみたい。

バッテリーをつないだ直後だと1分近くかかる。
ただ、スリープモード※モード。。というのがあって、バッテリーをつないだまま何もせずに5分経つとこのモードに入る。スリープモードでは定期的にGPSチェックするので起動後数秒でGPSを捉まえられる。

飛ばしている最中に内部モードが変化することがあるが、その場合はフェイルセーフが発動する。
GPSの状態により、内部モードが2→1と変化した場合、ZANOは自動的にその場に着陸。
0→1 であれば強制着陸はしない。
元々は0→1でも強制着陸する仕様だったが、フォーラムでのやりとりで変更された。

なお、フェイルセーフは電源が切れそうになったときにも発動し、
mode0,1であれば、その場で着陸、mode2なら、最後に認識したスマホの位置に帰還。

その他、

  • WiFi接続が切れてしまった場合
  • コンパス方位とGPS方位が特定の角度以上の差になった場合
  • 強風下で5秒以上体制を保持できなかった場合

などでも着陸の動作となる。

但し、水面の認識はできないようなので、海上でWiFiが切れるとアウトです。

他、BlackBoxモードとか

v1.1ではBlackBoxモードという迷子防止機能?みたいなのも検討されているようで、フェイルセーフによる着陸後、数分ごとにGPS情報を発信する機能ができるかも。


次回こそ、ZANOの自動飛行機能について。

ZANOの仕様をまとめてみる ~②:カメラ周りについて~

pre-orderユーザには標準(450mAh) + 拡張(700mAh)バッテリーが、
backerには標準(450mAh) x 3 のバッテリーが含まれる予定みたい。

入手前レビュー第2回目です。

ZANOは、自撮り、空撮が強みであるはず。
今回は重要なカメラ関連について。

解像度について

利用チップはOV5460
5MP対応(最大 2560 x 2048?)であり、ハードウェア的には720p@60 fps, 1080p@30 fps, (以下略) に対応。

但し、ZANO OS v1.0 では
  • 写真は 1, 2, 5MP
  • 動画は320 x 200 , 400x300, 640x480, 960x720, 1280x720
に対応。
FullHD(1920 x 1080)での動画撮影は、OSのアップデート(v1.2)で対応となる。

動画を見る限り、アプリで解像度とフレームレートは5段階調整ができるみたい。
※ このへんもSDKで調整できそうかな
QUALITY : very poor / poor / moderate / good / beautiful ※ 対応解像度は基本上記だが1120x720!?
SPEED : camera(6fps) / slow(9fps) / normal(13fps) / fast(18fps) / very fast(25fps)

デジタルジンバル的!?手ぶれ制御について

ZANOの主要な機能(Key feature)として、映像のブレ防止がある。
デカいドローンでは主にジンバルという、電子制御によりカメラの水平を保ち続ける機械が搭載されている。ちなみに Micro Drone 3.0 では超小型のジンバルをオプションで持っているちなみに私は買っている。。

但し、ZANOではカメラは半固定であり、ジンバルはない(チルト:縦方向の回転はある)。
Bebop Drone でいうデジタルジンバルに近いものだろうか(と言ってもみたことないけど。。)。
下記の映像のように、カメラを傾けても映像はブレないようになっている。

ONBOARDとあるので、前述のOV5460 のブレ防止機能をそのまま使ってるのかな?
結構安定してるように見える(下記映像の右上)。
ただ、標準レンズ90°を使って、デジタルジンバル的な処理をしているのか、通常の映像よりも視野は狭くなっている。


なお、ZANOではHPC(High Performance Computing)で、後からブレ補正をかけるというのも計画中らしい(上記映像の左下)。

でも、これって Youtubeでもある機能 だし、Youtube以上のものができるとは思えない。。
正直、本業(ここではZANO自体の性能強化の意)に集中して欲しい気分。

パン/チルト/ズームについて

カメラは固定されているため、物理的なパン(水平方向)、チルト(垂直方向)の操作はできない。
が、チルトはソフトウェアで疑似的に実現できるようになってるみたい。
ただ、その場合、やはり画角がより一層狭くなるのは避けられないとおもう。

下記はメニューを開いて操作しているところだが、ライブビュー画面で2本指スワイプでも可能とのこと。
ちなみにカメラは下向き8°に調整。
そこから上下に15°が可動範囲。

ズームもあるが、ハードウェアで実現するいわゆるデジタルズームではなく、拡大に近いみたい。

メディアデータ保存の仕組み

ここはかなり詳しく説明されていた。
  • 撮影した映像はZANO本体とスマホへ同時送信
  • ZANO本体には完全なデータを一旦キャッシュ
  • スマホにはリアルタイム表示に必要なフレーム分だけ送信
  • 後から、スマホに無いフレームを転送してスマホで再統合して保存
    v1.0では何らかのハードウェア制限により、フレームレートを落とす必要があるみたい。ハードが吐き出したJPEGを解凍→ダウンサンプリング→再圧縮→転送というややこしい処理をしてる。
  • 転送完了するとZANO本体からデータは消える。
ソフトウェアで独自実装している部分が多いが、搭載するチップPIC32MZの能力が高いのかな?
なお、通信は全てWiFi経由。操縦も、映像受信も。

そのため、映像の受信遅延は避けられないと思われるが、
自撮り、空撮特化なドローンで、FPVとしての利用用途ではないので、そんなに気にならないかなと。
あと、空撮を考えると、コントロールレンジは欲しいが、それは、前回説明したレンジエクステンダーとかで強化すればいいかな…と。


SDカードを本体に挿入して利用するが、
  • 対応サイズは32MBまで。
  • 高速化のため独自ファイルシステムを利用(FATとかではない)
  • SDカードにはメディアデータ以外にログファイルなども保存
  • v1.1でこのデータにスマホからアクセスできるようになる
  • v1.1でSDカードへの直接保存(永続保存)も可能にする
    こっちのほうが画質は断然上がるらしい。v1.0の方法だとフレームの欠落があるので。
  • このデータを読み出すためのWindowsアプリは別途提供予定
とのこと。

カメラのアップグレード

  • カメラは交換可能とされていたが、正確にはレンズ交換となるようだ
  • 標準装備の90度~170度のワイドレンズまでの3種となる
    もう一つは130度とか中間の視野角なのかな?
    当然画質は 90度>170度
  • それとは別に夜間撮影のためのサーモグラフィカメラも検討中
とのこと。

その他関連しそうな情報

  • 180/360パノラマ撮影はv1.2で対応。
  • SDKを使った簡単なプログラミングが必要っぽいけど、スマホ無しでも自動撮影できそう。
  • 音声はv1.0ではZANOは未対応。v1.1で対応だが、スマホから音を送信するものらしい。
  • ZANOでの録音は計画しているが、プロペラノイズを除くのが困難の様子で時期未定。
次回より、ZANOの自動飛行機能について。

ZANOの仕様をまとめてみる ~①:基本的な飛行性能~

ZANOが続々と出荷され始めています。
その中にはpre-orderなのに既に届いたって人も。
現状は150台/日ですが、1500台/週にスピードアップしていくとのこと。
ちなみにAndroid用アプリは昨日リリースされています。
※日本じゃ既にインストールしていないと見えないかも。
---9/28追記---
新AndroidアプリがGooglePlayにて確認できました。
微妙にURLが違って、旧:FlyZANO、新:FlyZano になっているので注意。
利用にはユーザ登録が必要なのですが、アプリがクラッシュするバグが見つかったらしく、一時的にユーザ登録自体を止めているようです。


では今回からはZANOに特化した話に。入手前のレビューなので間違いはありそうですが。。


まずは大事な飛行性能。

ZANOは自撮り用途であり、操縦を楽しむドローンではない(はず)ですが、やはりドローンであるからには飛行性能がベースとなるので一定水準以上であってほしい。


公式マニュアルのP.14 にスペックが掲載されてます(GPSは記載されていないが、ある)。
飛行性能に関連する赤枠の部分について、フォーラム情報を絡めて記載します。



サイズ・重量・揚力・推進力について

マイクロサイズなドローンでは、少しの重量で運動性能に大きな差が出てくると考えてます。

ですが、ZANOは 70g (標準バッテリー込)とマイクロサイズとしては重い。重すぎる。

手持ちの機体はフル装備でこんな感じ。
H6C < H6D = H107C << Proto-X FPV


H6Cの1.4倍(+20g)、愚鈍な Proto-X FPV(62g) と比較しても重い(+8g)。
マイクロサイズでは少しの重さで飛び方が違ってくるはずなので、運動性能に不安が。。

なお、各電池は、350mAhで10g、600mAh で 16g。(後者はProto-X FPV用)。


平面サイズ的には、
H107C ≒ 80mm、Proto-X FPV ≒ 90mm のところ、ZANOはかなり小さい67mm。
高さがあるため重量がデカく、なんとなく水平維持が難しそうな感じも。


不安。。(゚ー゚;



けど、、情報では、、、


この 70gという重量は初期リリースの黒と白のZANOだけで、他の色やこれから生産されるものは恐らく 63g 程度に改善される っぽい。も少しでProto-X FPV。


実はZANOのリリース遅延はこの重量問題が大きいようです。

当初 60g で設計していたものが、8/20時点で74g
特にボディのプラスチックが問題で、サプライヤが黙って厚さが2倍のものにしてきたらしい。。

で、作り直し。

  • ボディのプラはその後さらに2回やり直して、-7g減量に成功。
    これで当初設計の150%。てことはこのパーツ、当初設計で14g、いま21g。重い印象だがそんなもの?
  • 9/14に出来上がった長めのプロペラで推力を向上。
  • モーターは当初の4倍のコストのいいヤツに変更。(8mmサイズ)。
と改善させたみたい。

なお、初期配送の黒と白のZANOは旧式のプラが使われ、その後生産する赤、カモは新式のプラが初回から適用されるらしい。なおプロペラは全員新型が使われる。

てことは、、恐らくマニュアルは初期配送用の旧プラであり、pre-order な私のZANOは、ほぼ新プラ確定!?
つまり、63g

おー、ちょっと期待できそう だ。 ちなみに裸の状態では45gとのこと。
プラ比較画像。新(右)、旧(左)



また、運搬性能についても記載があった。
標準の450mHaバッテリーと新プラボディだと 15~20g を持ち上げられるとのこと。

試しに、H6Dで17g を持ち上げてみたらギリ浮かぶ感じ。
※ (動作用途は別に)350mHaのリポ(10g) x 2 - ガード(3g) の状態で飛ばした。


あと、情報としては、↓くらい。

操作レンジ について

操作用の通信はWiFi。
つまり、持っているスマホのWiFiの電波強度次第。

Ivan もスマホのWiFi品質はバラバラだと言ってたし、Bebopのレビューでも、Samsungだと150m操作可能だが、iPadだと50mとバラつきが見える。

Mr. Ivan


Ivan はNetgear NR2000 を使って操作レンジを拡げてるらしい。これ↓。

※  技適の問題がありAmazon.comから日本への輸入はできません。 eBayならいけそう。


リポバッテリーと飛行時間について

リポは2種用意されていて、標準の450mAh と、長時間飛行時間が可能な 700mAh。
厚みが違うバッテリーの収容は、、なんと、、この凹みにマジックテープで貼り付ける形式。


それぞれのバッテリーでの飛行時間については、
フォーラムによく出てくるshaunって人が計算してて、5-10分だろうと言ってるのを見つけた。


ん?、、66gか!?
但し、この表の投稿日時はやや古めで、そして豚さんなZANOを73gとしている。。
73gから、カメラのレンズ強化で1g増えているはずなので、67gかも

10/2更新:最終的にはバッテリー抜きで55.8g。旧プラから -6g らしい。
てことは、
Standard battery で 68g
Extended battery で 74g重い。。不安。用途を自撮りに限定したらいけるか。空撮は…

あ、飛行時間の話だったか。ま、それは表参照ってことで。

では次回はカメラ周りについて。
【連載】

ZANOの仕様をまとめてみる ~序:自動飛行とは~
ZANOの仕様をまとめてみる ~①:飛行性能について
ZANOの仕様をまとめてみる ~②:カメラ周りについて - comming soon -

ZANOの仕様をまとめてみる ~序:自動飛行とは~


ZANOがぼちぼち出荷し始めたので、ぼちぼち仕様をまとめてみようかと。

ソースはフォーラムで主に開発責任者 Ivan が話してくれたことと、リリースされた公式マニュアル。意訳/異約は多分に含む。。
フォーラムから得た情報がかなり多いし、細かい挙動に関するものも多いので、
まず今回は「序」として期待している「自動飛行」って何!?ってところから。


自動制御機能を持つドローンZANO。
楽しみ方や使い方もこれまでの単純なドローンと違うはずです。

実際に触ってレビューする前に、これまでに得た情報をまとめて、楽しみを増幅しようかと。

その前に(惹かれた)特徴サマリ

  • ZANOは世界初のマイクロサイズな自動運行できるドローン(Autonomous Drone)。
  • 特に自動空撮できるところが魅力。逆に言えば操縦の魅力は薄い。
  • また、バージョンアップによる機能強化が見込めることも大きい。
  • さらにAPI/SDKが提供されているプログラマブルなドローンであり、もろもろチューニングできて、遊べる幅が広そう。


ドローンの自動飛行について

これまで触ったことがあるドローンは飛行を安定させる補助的なセンサーはあっても、基本的に操縦して扱うものでした。

ZANOは違う(はず)。

ZANOは自動飛行系機能を持つ。


その代表的なものとしては…

Follow Me

自動的に自分を追いかけてくれる機能で、自撮りドローンのメイン機能である。

超~理想的な、理想的すぎる映像( Lily のプロモ )。


WayPoint

地図に経由点をプロットすれば、その通りに自動運行する機能。
法律上の制約が厳しいっぽいが、DJIは技適とってるぽく、「グランドステーション機能」として利用できるみたい。
ドローン法でどうなるかは不明。


衝突回避(obstacle avoidance)

超音波ソナーや画像認識、赤外線とかを使って、自動的に衝突を回避する機能。

eBumper のデモ

Swarming(群れ?)

何て訳したらいいかわからん。。
自律的集団行動!?
ひとつひとつの機体をコントロールするのではなく、一定のルールを与えておいて、群れとして動かす感じみたい。
例えが悪いが蚊柱てきな。。

映像みないとイメージが湧かない。

フェイルセーフ機能

これだけ後ろ向きというか、夢がない機能だが、自動飛行できるドローンには必須。
各種センサーや通信が正常に働いてはじめて自動飛行が可能になるので、異常を検知したら着陸するとか離陸しないとか。
基本的に必要以上にセーフな条件設定にしがちなものになる気はする。


のようなものが自動飛行。

(私的に)大型のドローンでは搭載されてたりするものも多いが、マイクロサイズで果たしてどうなるのか期待は膨らむ。

ZANOの「開封の儀」がYoutubeで!


来ました。

「出荷した」という話があってから、誰一人として届いたってレビューがあがってなかったので、疑い始めてましたが、ついにYoutubeで開封の儀!

早く欲しいーーー!!

VR-HMD対応ドローン Micro Drone 3.0 の創設者 Vernon が降臨!


気が向いたら追記(最終更新2015/9/28)

昨日あたりから、Micro Drone 3.0 の(会社のExtremeFliersの)創設者である Vernon Kerswell が頻繁にコメントしてくれるようになったのでざっくりまとめ(注:超意訳、異訳含む)。
結構「ZANOと比較して~」みたいな質問が多くてちょっと可哀そうw
私の認識では全く別モノなドローンで、ZANOは撮影を楽しむもの、この MD3 は空を飛ぶことを楽しむものです。
  • ZANOと比較するコメントをするのはヤダ。比較記事は好きだけどね。
  • (ZANOにある)障害物回避機能はMicroDrone3.0には無い。
    既存の技術(GPS、レーザー、ソナー)だと望むもんができないんでね。
    今のところ画像解析による障害回避が一番有力な技術だとは思う。
    → Rolling Spider の方法か。あと9/29発売の新ルンバもそんな感じ?
  • 50ft(15m)の制御範囲を75ft(23m)まで伸ばそうとしてる。
    ZANOの100ft(30m)はコメントせんよ。
  • 電源残量30秒でライトが点滅し、その後、自動でゆっくり着陸するようにしている。
  • ファームウェアアップデートはしない
    (ZANOとは違うのだよ。ZANOとは。)
  • キャリーケースも興味はあったよ
    (ZANOとは違うのだよ。ZANOとは。)
  • いまオンスケでいけてて、予定通り11~12月に出荷する。
  • USB充電器はこれ (コード短め)
  • 10,000mah のデカい充電器を作ろうかとおもってる。
  • expansion pack は出荷してから開発予定(有料)。
  • スマホの技術やチップの進化を調査しつつ、18か月サイクルで新製品開発をしようとおもっている。


ZANOでも8月中旬から Ivan Reedman がBBSに登場し盛り上がってる(左)。ちょっとチャック・リデル(右)っぽいw

自動追尾なマイクロドローン ZANO が出荷開始!


ちなみに↑は本日公開された最新動画。ワタクシ5人目の視聴者だったみたい。




いつかいつかとワクワクしてましたが、2015/9/4(金)に出荷開始されたもようです!


当初7月予定だったので2か月弱の遅れ。これはKickStarterとかだと、優秀なほうらしい。

但し、まずは5台だけ。
今週以降に徐々に出荷していくようです。

まだレポートがあがっていないようですが、これは「まだアプリがGooglePlayに出ていないから待っているんではないか」とのこと。ホントか!?

確かにまだ出てないみたいですね。

ちなみに、私はちょっと前にフラゲしてますが。
9/30 追記。 リリースされました




なお、直近の出荷予定は以下のようです。

  • 手元にあるZANO黒100台を 5台→10台→85台 と順次出荷 → 但し、旧プロペラ仕様。
  • 新プロペラは9/14からなので、9/18から本格的に出荷開始。 → 新プロペラ + 軽量ボディ仕様。
  • android版アプリは、9/9の週にGooglePlayで利用可能に。
  • iOS版アプリはまだ開発中。9月末予定。




また、生産、配送の効率性から、色順で出荷されるようです。
黒 → 赤 → 白 → 蛍光 → カモフラ なので、バッチサイズによっては、pre-order な私が、backerよりも先に使えるのかもしれない。
9/30 追記。 アップデート情報ありです。いけそう


9/10 追記。発送作業の様子↓。スタートアップなので仕方ないけど効率悪そう。。
いやディスってるわけでなく、ホント頑張ってほしい。

自動飛行なドローン ZANO を pre-order


自動操縦で空撮できるドローン「ZANO」をpre-orderしました。

男は黙って黒。

…ホントは赤い彗星が欲しかったけど、限定カラーのもよう。出遅れた。

ちなみに7月出荷予定とのこと。